2026年3月25日(水)の経済ニュースをわかりやすくお届けします。
🏦 日本銀行の注目ニュース
日本銀行が保有する国債の銘柄別残高
日本銀行は金融政策の一環として大量の国債を購入・保有しています。この資料では、どの銘柄(満期や発行時期が異なる国債)をいくら持っているかが公開されています。日銀の国債保有状況は金利や為替に影響するため、投資家や市場関係者が注目するデータです。
実質輸出入の動向
物価変動の影響を取り除いた「実質」の輸出入データです。円安・円高の影響を差し引いて、実際にモノがどれくらい海外と行き来しているかがわかります。日本経済の実力を測る重要な指標で、景気判断の材料になります。
営業毎旬報告(3月20日現在)
日本銀行の資産・負債の状況を10日ごとに公表するレポートです。日銀がどれだけのお金を市場に供給しているか、国債や株式ETFの保有残高などがわかります。金融緩和の規模を知るための基本的な資料です。
広報ビデオ「経済探偵MIRAI」の配信開始について
日本銀行が制作した経済学習動画シリーズです。お金の流れや経済の仕組みをドラマ仕立てでわかりやすく解説しています。経済や金融について楽しく学びたい初心者の方におすすめのコンテンツです。
BIS国際資金取引統計および国際与信統計の日本分集計結果
BIS(国際決済銀行)は世界の中央銀行が集まる国際機関です。この統計は、日本の銀行がどれだけ海外にお金を貸しているか、逆に海外からどれだけ借りているかを示しています。国際的な資金の流れを把握するための重要なデータです。
🏦 日本銀行(統計)の注目ニュース
外国為替市況(3月24日)
ドル円やユーロ円など、主要通貨の為替レートの日次データです。海外旅行や輸入品の価格に直結するため、日常生活にも影響があります。為替の動きは株価にも連動するので、投資を考えている方は定期的にチェックしておくと良いでしょう。
「BIS国際資金取引統計および国際与信統計の日本分集計結果」の訂正について
先に公表されたBIS統計データに誤りがあったため、訂正が行われました。統計データの正確性は金融市場の信頼に関わるため、訂正があった場合には速やかに公表されます。
📈 JPX(マーケットニュース)の注目ニュース
[東証]監理銘柄(確認中)の指定:(株)ソラスト
「監理銘柄」とは、上場廃止になる可能性がある銘柄に対して東証がつける警告マークです。ソラストは医療事務や介護サービスを手がける企業で、現在その上場維持が確認中の段階です。この銘柄の株を持っている方は動向に注意が必要です。
[東証]上場廃止等の決定:メディカル・データ・ビジョン(株)
医療データ分析を手がけるメディカル・データ・ビジョンの上場廃止が決定しました。上場廃止になると、証券取引所で株式を売買できなくなります。TOB(株式公開買い付け)による完全子会社化などが理由となることが多いです。
[東証]新規上場の承認(グロース市場):(株)SQUEEZE
SQUEEZEがグロース市場に新規上場(IPO)することが承認されました。グロース市場は成長が期待される企業向けの市場です。IPO直後は株価が大きく動くことが多いため、投資する場合はリスクを理解した上で判断しましょう。
[東証]新規上場の承認(TOKYO PRO Market):IZUMIグループ(株)
IZUMIグループがTOKYO PRO Marketに上場承認されました。PRO Marketはプロの投資家向けの市場で、一般的な市場より上場基準が柔軟です。個人投資家が直接取引することは基本的にできませんが、成長企業の動向として注目されます。
[東証]プライム市場からスタンダード市場への変更:(株)シード
コンタクトレンズメーカーのシードが、プライム市場からスタンダード市場に移行します。プライム市場はより厳しい基準が求められる最上位市場で、基準を満たせなくなった場合にスタンダード市場への変更が行われます。株主の方は今後の企業方針に注意が必要です。
📈 JPX(お知らせ)の注目ニュース
[東証]「Jリート・インフラファンドView」ウェブサイトリニューアルのお知らせ
Jリート(不動産投資信託)やインフラファンドの情報サイトがリニューアルされました。Jリートは少額から不動産投資ができる商品で、配当利回りが比較的高いことから個人投資家にも人気です。新しいサイトではより情報を探しやすくなっています。
[東証]「投資単位の引下げの促進に向けた取組状況」の公表について
東証が企業に対して「もっと少額から株を買えるようにしましょう」と促している取り組みの進捗報告です。1株あたりの金額が高すぎると個人投資家が参加しにくいため、株式分割などで投資しやすくする動きが広がっています。
🏛️ 財務省の注目ニュース
片山財務大臣兼内閣府特命担当大臣閣議後記者会見の概要
財務大臣が閣議後に行った記者会見の内容です。税制や予算、為替政策などに関する政府の見解が示されることが多く、経済政策の方向性を知る上で重要です。為替介入の可能性などに言及されることもあり、市場が注目しています。
40年利付国債(第18回)の入札結果
40年満期の超長期国債の入札が行われました。国債は国が資金を借りるために発行する債券で、40年物は特に長い期間のものです。入札結果から長期金利の動向がわかり、住宅ローンの金利にも間接的に影響します。利回りが上がると住宅ローン金利も上昇しやすくなります。
財務総合政策研究所 設立40周年記念企画セッション
財務省の研究機関が40周年を迎え、学者と行政が協力して財政研究を進める取り組みについてのセッションが開催されました。税金の使い方や国の借金の持続可能性など、私たちの生活に直結するテーマの研究が行われています。
📌 まとめ
2026年3月25日の注目ポイントをまとめます。
- 日銀の広報ビデオ「経済探偵MIRAI」配信開始 — 経済を楽しく学べる動画コンテンツが無料で見られます
- ソラストが監理銘柄に指定 — 上場廃止の可能性があり、株主は注意が必要です
- SQUEEZEがグロース市場にIPO承認 — 新たな投資先として注目されています
- シードがプライム→スタンダード市場に移行 — 市場区分の変更は企業の信用力評価に影響します
- 40年国債の入札実施 — 超長期金利の動向は住宅ローンにも影響する可能性があります
明日もやさしくお届けします。
※この記事は日本銀行・金融庁・日本取引所グループの公開情報をもとに作成しています。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。